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【HGUC】ガンダムV作戦セット レビュー

はい!それでは!
今回はHGUCより「ガンダムV作戦セット」のレビューです!

「機動戦士ガンダム」より、地球連邦軍のV作戦にて開発されたRXシリーズのモビルスーツ3体をまとめた特別仕様セット「ガンダムV作戦セット」がガンプラHGUCにて登場しましたのでレビューしたいと思います!

組み立て説明書は冊子状の物が付属します。

  • 登場作品 機動戦士ガンダム
  • 販売年  2001年08月
  • 税込価格 2,860円

パッケージ・付属品

パッケージと付属のシールはこちら。3機セットキットということで箱は厚みのある物で、地球連邦軍やホワイトベース隊エンブレムなどを再現できるマーキングシールが付属します。

キット自体はHGUC最初期に立体化されたガンダム、ガンキャノン、ガンタンクの成形色を変えた物を寄せ集めたキットなのですが、組み立て説明書は3機分まとめて一冊にした物で、V作戦についての解説やジオン軍との戦闘シーンが再現されたジオラマ写真も載っていました。

レビュー(ガンタンク)

まずはこちらのRX-75 ガンタンクから。2000年発売のHGUC No.007の成形色違いのキットとなっており、シールや付属品などはありませんでした。アニメ内ではリュウさんとハヤトが乗っていた複座式の機体で、他のMSとは異なり二本脚歩行ではなくキャタピラ走行となっている機体になります。

古いキットがベースなのですが、シンプルなデザインの機体故にパーツ分割である程度色分けされており、素組でも設定画に近い仕上がりになるかと思います。

頭部をアップで。砲撃手用のコックピットとなっており、中にはパイロットも簡素ですが造形されています。バイザーはクリアパーツでの再現で、よく見たらちゃんとハマっていなかったでござる(テヘッ

胴体をアップで。胸のインテークは黄色パーツでの色分けで、胴体などの青い装甲は元キットより明るい成形色になっているようです。両腕には40mm4連装ポップミサイルランチャーが備わっており、肩やヒジの可動で発射ポーズを付けれるようになっています。

両肩には120mm低反動キャノンを装備。左右分割のモナカ割なので中央にがっつりと合わせ目が出ます。こちらもスイング可動式で、発射体勢を採ることができます。

バックパックは筒型の簡素な物。スラスター部の複数の板のようなスリットも1パーツで造形されています。

下半身は他のMSの様に2本脚ではなくキャタピラ。キャタピラは軟質パーツになっており、固定式で回転可動などは再現されていませんでした。車輪も一つ一つ別パーツで再現されています。

レビュー(ガンキャノン)

次はガンキャノンですが、シールはこちらのバイザーを再現する物になります。

付属品はビーム・ライフル、スプレーミサイルランチャー、寝そべりポーズ用平手になります。

こちらは余剰パーツですが、最近は全く見ない昔ながらポリキャップハンドパーツが付属していました。旧キットのVガンダムシリーズがこのハンドパーツだったような。(遠い思い出)

そしてこちらが完成したガンキャノンになります。1999年に発売されたHGUCシリーズの記念すべき第1弾キットのカラバリのようで、全身の赤い装甲が濃い赤色成形色になっているようです。

ガンキャノンは2015年にリバイブ版としてリニューアルされており、こちらの旧タイプのキットは手に入り難いかもしれませんね。

頭部をアップで。リバイブ版と比較するとかなり大き目な造形。後頭部のアンテナ2本は別パーツになっており、バイザーはメタリックカラーのシールで色分します。

胴体をアップで。シンプルな配色の機体なのである程度はパーツ分割で色分されています。肩関節は昔ながらの1本軸式になっています。

腕部をアップで。ヒジ関節も子供頃ポキポキ折りまくってた軸関節式。ハンドパーツは両手に寝そべりポーズ用の平手が付属するほか、左平手と右手は銃持ち手のみになっています。

バックパックはリバイブ版と比較すると、両サイドのダクト部が丸型から六角形型になっているようです。

両肩には240mm低反動キャノン砲を装備。こちらもガンタンクと同じ構造でスイング可動します。モナカ割なので合わせ目もガッツリ。

さらに旧版のガンキャノンにはスプレーミサイルランチャーが付属しています。こちらはリバイブ版には付属していないので、旧版が勝っている点ですね。

腰回りをぐるりと。サイドアーマーはフロント、リアアーマーにそれぞれ分割されており、フロントアーマーは昔ながらの軸式で左右で切り離せない構造です。

脚部をアップで。太ももから前脚にかけてモナカ割ですが、ヒザ以外は段落ちモールドとなっています。ハンドグレネードなどのギミックは再現されていませんでした。

レビュー(ガンダム)

3体目はRX-78-2 ガンダム。シールは2001年発売のHGUC No.21と同じ物が付属します。

付属品もNo.21ガンダムと同じで、ビーム・ライフル、ハイパー・バズーカ、シールド、ビーム・サーベル×2、右銃持ち手、バズーカマウントパーツ、コアファイターになります。

まずはコア・ファイターをアップで。RXシリーズに搭載された教育型コンピューターのデータ回収を確実にするために搭載されたコア・ブロック・システム。その本体から分離したコア・ブロック・システムが変形することでこちらのコア・ファイターになります。コア・ファイターもガンダム同様No.21版から成形色が変更されており、赤と青のみなので細かく塗装で再現する必要があります。

そしてこちらがRX-78-2 ガンダムになります。サイド7に搬入された後にシャア少佐率いる特殊部隊による襲撃を受け、その際にアムロ・レイが登場した地球連合軍のMSです。HGUC No.21 ガンダムと内容は同じなので簡単にレビューしたいと思います。

頭部、胴体をアップで。ボディの青色部分は明るい成型色になっています。ツインアイや額のセンサーはシールで色分可能で、バルカンや首関節を塗装で再現します。

バックパックにはビーム・サーベルを2本マウント。ビーム・サーベルは引き抜き可能で、バックパックにはシールドをマウントできる軸穴が開いています。

下半身回りをぐるりと。フロント、リアアーマーの四角い黄色は色分けされていますが、連邦V字マークは塗装で再現が必要です。スネやふくらはぎに合わせ目が出ますが、ヒザ部分は別パーツになっており、ダクトなどを塗装しやすい構造になっていました。

アクション

EXモデルのガンダムトレーラーを使ってサイド7戦っぽいのを再現。EXモデルのガンペリーなんかも欲しくなったぞい。

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ガンダムベース限定のMSハンガーを使ってホワイトベース内の格納庫を再現。適当に並べるだけそれっぽくなって、なかなか便利なアイテムだぞ!

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ガンダム、ガンキャノン、ガンタンクでブンドド。やっぱり物凄い初期のHGキットなので、あんまり動かないし軸関節をぽっきり折ってしまいそうでちょっと怖い。スタンド穴もないので、コの字型のジョイントなどが必要です。

ガンキャノンとガンタンクでブンドド。ガンタンクは正月元旦にヨドバシカメラで売られてたりするけど、ガンキャノンはリバイブ版が登場したので初期の旧版はもう絶版なのかな?

最後はガンダムとコア・ファイターで。改めてちょっとだけファーストガンダムを観たけど、アムロ強すぎぃ!

以上、【HGUC】ガンダムV作戦セットのレビューでした!

それではご安全に!

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